2020年6月15日月曜日

VLOGCAM「ZV-1」間もなく発売!!

ソニーから新しく登場するVLOGCAMZV-1」。Vlog撮影に特化したカメラとのことだが、そもそもVlogとは何かと言うと、ビデオブログ(Video Blog)の略。製品の特設サイトには、「自分が伝えたいこと、自分が残したいことを、思い思いに投稿する動画」との解説がある。
ここ数年はYouTubeを中心とした動画投稿サイトが人気となっており、既に動画を制作しているクリエイターはもちろん、これからVlog撮影を始めてみたいという方にとっても、「ZV-1」は気になるカメラではないだろうか。
まず「ZV-1」の外観を見てみると、サイバーショットRX100シリーズとよく似てはいるが、全体的に丸みを帯びた形状。重量は、バッテリーやメモリーカードを含めても294g。小型・軽量ボディとなっており、グリップが付いて持ち運びやすい。
本体上部には録画ボタンが大きく配置され、前面の録画ランプも目立ち、撮り逃しといった失敗が少なくなるよう配慮されている。
それでは次に、VLOGCAMならではの機能を見てみよう。

■ ワンプッシュで背景ボケ切り替え 
本体上部の右上にある「切り替えボタン(C1)」を押すと、素早く背景のボケを切り替えることができる(F1.8F5.6が切り替わる)。動画撮影時にワンプッシュで操作できるのは便利だ(通常のカメラだと絞りを調整する必要がある)




■ 商品レビュー用設定 
YouTubeでの商品レビュー動画でよく見られるのが、手に商品を持って紹介する際、顔の方にピントがあってしまうこと。商品に手をかざして顔を見えないようにする手間がかかるが、「ZV-1」ならカスタムボタン(C2)に商品レビュー設定があらかじめアサインされているので、それを押すだけで顔や瞳検出がオフになり、商品へピントが合いやすくなってくれる。
顔優先AF/瞳優先AF設定をオフにすれば良いだけの話ではあるが、それをボタン一つで切り替えられる手軽さは、動画撮影時にはありがたい。 
ただし、この機能を使う際は手振れ補正機能が効かなくなってしまうので、三脚を用いた方が良さそう。


■ 横に開くバリアングル液晶モニター 
RX100シリーズと大きく異なるのが、横に180度開き、ハイポジション、ローポジションでの撮影も簡単で、自撮りにもってこいなバリアングル液晶モニターだ。
上部にあるマイクや、アクセサリーシューに外部マイクを取り付けた際でも、画面が干渉する事なく快適に使用できる構造となっている。
モニターの開閉に合わせて自動で電源ON/OFFとなる機能もあり、まるでハンディカムかのような挙動を見せる。
また、液晶画面を内側にして閉じておけば、持ち運ぶ際にディスプレイを保護することもできる。



■ 人物が映える「フェイスアピール」
撮影した動画をいざ見てみると、肌がくすみ、顔色が悪い・・・ということがある。
しかし「ZV-1」ならカメラ任せで、人物の肌が美しく見えるよう、自然な肌色に調整して撮影してくれる。また、3段階から強度を選択できる「美肌効果」をオンにすると、目元や口元のしわ、シミまで軽減されるのだ(従来のカメラは静止画撮影時のみオンにできたが、動画撮影でも使えるようになった)
さらに「顔優先AE」が優れもので、歩きながらの撮影時、明るい場所から暗い場所へ移動した時など、顔をしっかりと認識し、安定した明るさとなるよう自動で露出が調整される。





■ 高音質なマイク 
最近は4K撮影が当たり前となり、動画をきれいに撮れるカメラは増えてきているが、内蔵マイクの性能は決して高くなかった。高音質で記録したい際は、外部マイクの使用が必要な場合が多かったが、「ZV-1」には上部に指向性3カプセルマイクが搭載されており、音声をしっかりと捉えてくれる。
また、専用のウインドスクリーンが付属しており、屋外での撮影の際などに気になる風切り音をしっかりと防ぎ、クリアな音声を記録することができる。
外付けマイク用端子やマルチインターフェースシューも搭載しているので、場合によっては別売のマイクを使用することも可能だ。

■ 手振れ補正
光学式と電子式を組み合わせたハイブリッド式手振れ補正が機能する「アクティブモード」を搭載。歩きながらの自撮りも安心で、安定した映像を撮影できる。





RX100シリーズ譲りの静止画撮影性能
ZV-1」は動画だけでなく、静止画の撮影性能も非常に高い。
有効約2010万画素のメモリー一体1.0型積層型CMOSイメージセンサーを搭載。撮像エリアの約65%をカバーする範囲に315点の像面位相差AFセンサーが配置され、被写体をしっかり捉えてくれる。もちろん、リアルタイムトラッキングや、リアルタイム瞳AF(一部の動物にも対応)が作動する。 
レンズは「ZEISSバリオ・ゾナーT*レンズ」。24-70mmという使いやすい焦点距離で、F値は 「F1.8(ワイド端時) -2.8(テレ端時)」と、明るいレンズなっている。また、撮影距離はワイド端時5cmからと、かなり寄れるので、用途や条件を選ばす、様々な場面で活躍できる性能を持っている。

ZV-1」は、難しい設定や操作は必要なく、ボタンを押すだけで簡単にクオリティの高い動画を撮影できる。撮影した動画をスマホアプリ「Imaging Edge Mobile」に転送すれば、そのままYouTubeSNSへアップでき、「Movie Edit add-on」で簡単に編集することもできる。また、Bluetooth接続に対応した三脚機能付シューティンググリップ「GP-VPT2BT」付属モデルも用意されており、気軽にVlogを始めるには最適な一台となっている。
その他、7月に公開予定のソフトウェアを使用すれば、PCUSB接続しウェブカメラとしても使用できるようになるなど、多用途に活躍できる。
  
VLOGCAMZV-1」は、619()の発売予定。
ホクシン:エッセンスでも展示予定なので、ぜひ店頭でお試しを! 
(ホクシン:エッセンスのスタッフによるVlogを近日中に開始予定! 乞うご期待!!)

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